上御一人のプーチンの誤算が飛んでもないことに!?(その6)...

3月13日の日経新聞に、ダニエル・ヤーギン氏のインタビュー記事が載っている。「氏はエネルギーの世界的な権威と知られる」とある。 プーチン氏は3~4年前の彼ではない。彼が聞きたいことしか言わない人たちに囲まれ、孤立している。(中略) 侵攻を決断する…

独裁の上御一人(かみごいちにん)か民主の御一人か、戦後の名経営者にみる。(その5)

戦後の名経営者といえば、ソニーの盛田さん、経団連の土光さん、ホンダの本田さんだろう。盛田さんの謙虚さ、土光さんの質実剛健、本田さんの心の広さは、天下一品である。 民主主義を考えるについて、本田さんについて考えてみたい。 本田さんは、技術者と…

民主主義か強権主義か(その4)

プーチンの余りの暴虐無道に興奮したのか、このところ立て続けにブログを書いております。 上記テーマを、何年か前の定例ミーティングで論じたのを思い出した。 以下、2015年7月22日(水)議事録よりの抜粋 1.日露戦争 みんな、日本は勝った勝ったといって、…

民主主義の欠点(その3)

ロシアの暴挙について、世界中で抗議のデモが続いている。そんな中にあって、中国では、ロシアを擁護する意見の方が多数だそうである。 民主主義が多数決であるとすれば、中国ではロシア派が多数なのだ。要するに民主主義は何でもかんでもいいということには…

トップ一人の独断は危険だ(その2)

宮家邦彦氏の「公開情報深読み」で、ウクライナ侵攻について、プーチンの四つの戦略的「判断ミス」があったとし、 筆者がプーチン大統領の「誤算」に注目するのは、こうした「誤算」は、プーチン氏だけでなく、今後、中国の習近平国家主席など他の政治指導者…

ウクライナ侵攻などという暴挙はどうして起こったのだろうか。(その1)

近年、「民主主義国家が衰退、権威主義国家の躍進」などという記事が目に付くようになった。たとえば、2020年の国連人権理事会では、中国の香港国家安全維持法について、「中国に反対」としたのが日本や欧州などの27カ国だったのに対し、「賛成」は何と53カ…

日本の大赤字、土光さんのような人は現れないか。

長いことブログを休んでおりましたが、「過去最大の一般会計予算」となると知って黙っていられなくなりました。 実は12/7(火)NHK特集で、1982年の再放送があった。30年ぶりに懐かしく敬意をもって見させていただいた。第二臨調会長として奮闘する土光さ…

下の写真は、我が家の出窓に飾ってある三葉虫です。

40年ほど前のころ、島根県出雲の博物博でのこと、三葉虫が売られていた。5億年も前に生きていた化石が売られているのを見て、我が目を疑うばかりに、狂喜して、買い求めたものである。その後、来客者に自慢げに説明するも誰も感心してくれずに、くさってい…

コロナ治療薬にイベルメクチンを急げ!!

ジャーナリストの岩澤氏がコロナ治療薬について、東洋経済ONLINEで、以下の書き出しから始まっている。 そして、以下の言葉で結んでいる。 しかし、本当にそうだろうか。私は強烈な疑問を持った。 というのも、詳しくは、同論文を見ていただきたいが、岩澤氏…

メリークリスマス!

いよいよ年の瀬も迫ってまいりました。 昨日夕刻、会社の事務所から、誰の発案か知りませんが「明日はクリスマスなので、赤と緑の服装で出社されたし」というメールが届きました。見られたものではありませんが、こんな格好で出社しました。 後ろの額は、比…

大学で講演をして感じた‟今どきの若者“

7月に或る大学から講演の依頼を受けた。本来は4~500名のところ、ソーシャルディスタンスとやらで約250名くらいになると連絡を受けたが、コロナで講演が中止となって、ビデオ撮りが8月になった。 今年は、会社は東京と大阪とはテレビ会議、東京の友人とは電…

コロナ禍に政府も国民も過剰反応過ぎないか

新型コロナ感染拡大によって、国家や企業が今年の4~6月期の経済指標・業績が惨状を呈している。 しかし、よくよく考えてみれば、日本は、米欧に比してコロナ禍はずっとずっと低いのだ。それにもかかわらず世界の風潮に合わせて、経済活動を締め付ける弊害に…

韓国慰安婦問題にみる偽善の団体

この度の韓国の慰安婦支援団体にはあきれ返った。黙っていられなくなって一筆書くことにしました。 91歳の元慰安婦の方が「募金がどこに使われているのか分からない。(元慰安婦の)おばあさんのために使われたことはない」と言う。慰安婦のような大変苦労し…

コロナ報道への疑問

花粉症。この数十年来続いた難敵が今年ほど楽だったことはない。実は、昨年、NHKで花粉症にワセリンを鼻につけると防げると聞いたので、今年から試しているが、効果てきめんで、特にゴルフの日など、さすがに花粉症っぽくなるが薬の効き具合がまるで違う…

新型コロナ予防に「水を飲めば胃酸が殺してくれる」と、なぜ言わないのでしょうか。

“こまめな水分補給”でコロナウイルスを予防する 2/15(土)テレビ朝日系で放映された「池上彰のニュースそうだったのか!!」『新型コロナウイルス徹底解説!」で新型コロナウイルスの予防にマスク・うがい・手洗いに加えて、“こまめな水分補給”が有効と概略…

何よりディスクローズこそ必要だ

武漢の新型コロナウイルスの不安が拡がっている。最初、強烈に不審に思ったのは、既に日本では15日、タイでは17日に感染者が発見されているにもかかわらず、中国では武漢以外はいないという発表だった。 いつものことだが、都合の悪いことは徹底的に報道管制…

武漢の新型コロナウイルスの不安が拡がっている。最初、強烈に不審に思ったのは、既に日本では15日、タイでは17日に感染者が発見されているにもかかわらず、中国では武漢以外はいないという発表だった。 いつものことだが、都合の悪いことは徹底的に報道管制…

ラグビー、数々の感動をありがとう。第一、選手の顔がいい

日本ラグビーが日本中を沸かせてくれた。4強にはなれなかったが、ご苦労様と感謝申し上げたい。 ラグビーで思い出すのは、伏見工業の監督だった山口良治さんと平尾誠二さんだ。1970年当時、伏見工業の校内暴力が荒れ狂っていた。そこへ監督として赴任した山…

お陰様で第2工場建設で、立地協定を結びました

立地協定挨拶 2019.9.18 (略) 実は、私がこの垂水の水と出会ったのは、もう20年以上も前のことになります。当時私は東京で水とは縁もゆかりもないぜんぜん違う仕事をしていたのですが、ある日、ミネラルウォーターの大メーカーの方が来られまして、水をあ…

一隅を照らす

平安時代に比叡山延暦寺を開き天台宗の宗祖最澄(767-822)の言葉だそうです。 30数年前、このお言葉に痛く感銘して、小さな会社を創業する時に、この言葉を英訳させてもらい、Shine On the Corner からSOC株式会社とさせてもらいました。…

独裁か民主主義か

「民主主義は最悪の政治といえる。これまで試みられてきた、民主主義以外の全ての政治体制を除けばだが」というイギリスの元首相ウィンストン・チャーチルの言葉があるが、最近民主主義国家の乱れが激しい。 民主主義とは多数決である。多数を占めるのは当然…

人生の"実りの秋"をいかに迎えるか(その2)

同窓会と言えば、私が68歳の折、高校卒業50周年の会報に、次の手記を寄せたのを思い出したのです。 “実りの秋”を如何に迎えるのか 私が実社会に出たのは、他の人より4年も遅れて26歳の時でした。長い冬が過ぎて、待ちに待った春、現役の時代がいよいよやって…

徳仁親王は、同級生がそろそろ引退という時に、天皇という重責を担(にな)われる。(その1)

今日の読売新聞に、天皇陛下は、58歳の昨年6月、母校学習院大の同窓会で「みなさんは社会の第一線を退く頃ですが、私はこれからデビューです」とご挨拶された。ある同級生は、「重責を担う決意」を感じたという。 これを読んで、くしくも同じ58歳、私の高校…

鹿児島の桜は遅い

昨日、満開の東京から帰ってきました。こちら鹿児島は、まだ3分咲きというところでしょうか。上の写真は弊社裏側の桜並木で、左隅ややぼやけているのは、温泉の蒸気です。 私のような寒い信州で生まれたものにとって「鹿児島空港の方はもう満開に近かったよ…

世界は広いが宇宙はもっと広い(その2)

先日、黒四ダムは高さが186mもあるのに長さは6kmほどだが、アスワンハイダムは高さが111mなのに、何と!長さは300kmを超える、と書きました。エジプトはいかに平坦か、300キロも行ってたった111m上るだけなのです。これには、本当にビックリしました…

世界は広い!

上の読売新聞の記事で鶴田ダムの高さは117メートルとあったのをみて、かってエジプトを旅行した時、アスワンハイダムが同じくらいの高さだったのを思い出し、資料を探ってみた。 やはりアスワンは111mでしたが、その湖の大きさが桁違いに大きいのです。 実…

イプシロンが打ち上げられました

遅ればせながらですみませんが、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 昨日の19日、ここ鹿児島の内之浦宇宙空間観測所からイプシロンが打ち上げられ成功しました。ここから内之浦まで直線距離で約45キロ程ですが東南の方角にそ…

ゴーン会長解雇について思う

日産のゴーン会長が解雇された。最初ルノーのNo2として日産に繰り込んできたときは結構魅力的だったが、ルノーの社長になり権勢の頂に達し誰も怖い人がいなくなってから人が変わったように思う。 実は先週11月23日の満月は、藤原道長が「この世をば我が世…

日本の財政が危ない!!

政府の借金が今や終戦時と同じレベルになってしまった。終戦まで1ドルが1〜2円だったものが、360円に暴落した。イギリスも終戦時政府の借金が日本と同レベルになったが、その後は50%程度で推移している。 (資料 野村アセットマネジメントより)

スポーツ界の不祥事に思う

スルガ銀行で、シェアハウスの問題が表面化してもなお、その後の株主総会では岡野会長を70%超が指示をしたそうである。この国は、正義か不正かを考える前に、先ず儲かるかどうか、有利か不利か、という風潮がはびこっている。 このサブリースには、スルガ銀…