コロナ報道への疑問

 花粉症。この数十年来続いた難敵が今年ほど楽だったことはない。実は、昨年、NHKで花粉症にワセリンを鼻につけると防げると聞いたので、今年から試しているが、効果てきめんで、特にゴルフの日など、さすがに花粉症っぽくなるが薬の効き具合がまるで違う。そのNHKの同じ番組で、「イギリスでは花粉症がない。それはワセリンをつけているからだ」といっていたが、なぜかそれほど広く知られたことなのに、ワセリンの効果をうたった番組をまったく見たことがない。

 一方、今年はコロナで世界中が大騒ぎです。

2/15(土)テレビ朝日の「池上彰のニュースそうだったのか!!」『新型コロナウイルス徹底解説!」で“こまめな水分補給が有効”と概略以下のように紹介されています。

 「コロナに限らずですが、口から侵入して喉に付着したウイルスは、わずか15~20分で体内に侵入して、感染してしまう。お水やお茶・コーヒーでも何でも良いので水分をこまめに飲むことで、喉に付着したウイルスを胃に押し流して、胃酸の力でウイルスを弱めることができる」というのです。

 

 鼻から入るウイルスをワセリンで防ぎ、口から入るのは水を飲むことで防げるとしたら、こんな簡単なことはないのではないのでしょうか

 コロナ対策で、満員電車や職場で手洗いやうがいを15~20分おきにするは不可能です。それなのに「マスクだ。手洗いだ。うがいだ」とテレビでは何万言も繰り返されているが、水を飲め、などとはほとんど聞いたことがない。あれだけみんながこぞって推奨する手洗いだって、口に入るのを防ぐという意味なのだから、極端に言えば、手洗いなんかしなくても、水を飲む方が圧倒的に効率がいいはずだ。ナンセンスな考えでしょうか?