民主主義

民主主義の欠点(その3)

ロシアの暴挙について、世界中で抗議のデモが続いている。そんな中にあって、中国では、ロシアを擁護する意見の方が多数だそうである。 民主主義が多数決であるとすれば、中国ではロシア派が多数なのだ。要するに民主主義は何でもかんでもいいということには…

トップ一人の独断は危険だ(その2)

宮家邦彦氏の「公開情報深読み」で、ウクライナ侵攻について、プーチンの四つの戦略的「判断ミス」があったとし、 筆者がプーチン大統領の「誤算」に注目するのは、こうした「誤算」は、プーチン氏だけでなく、今後、中国の習近平国家主席など他の政治指導者…

ウクライナ侵攻などという暴挙はどうして起こったのだろうか。(その1)

近年、「民主主義国家が衰退、権威主義国家の躍進」などという記事が目に付くようになった。たとえば、2020年の国連人権理事会では、中国の香港国家安全維持法について、「中国に反対」としたのが日本や欧州などの27カ国だったのに対し、「賛成」は何と53カ…