明けましておめでとうございます。

今日がいよいよ仕事はじめ

新聞やTVによれば、期待の12月商戦は5大デパート全部が前年割れだった模様である。
三越はマイナス8.5%。8.5という数字は強烈である。それが象徴的に現れているのが、昨年募集した早期退職、社員4分の1(1500人)が応募したという。それほどにマイナス8.5という数字は厳しい。思えば、三越は1999年と05年にも希望退職を募集、それぞれ約1100人、約1000人が応募した。

一方ユニクロはプラス11%という。
この両社の数字を見て思わず考え込んでしまった。企業の管理職として中心的な役割を担っているのは4〜50代だ。つまり今から2〜30年前に入社した人々だ。その頃の三越といえば、デパート業界の雄であり、有名な大学・高校から優秀な新卒が大量に入社したことだろう。一方のユニクロといえば、多分、一般的な世評では二流三流の学校卒の人が大部分ではなかったろうか。それが今や、ユニクロヒートテックというすばらしい商品を開発し11%も伸ばしている。なぜ超優秀な人たちが集まった三越にできなくてユニクロにできたのだろうか。これは単に「時代の流れ」と言って片付けてしまえない大きな課題を含んでいる。

世間では、勉強ができれば「頭がいい」という。ぼつぼつ、そのような考え方を修正する必要があるのではないか。人生を仕事を決めるのは、学歴ではない。愛着心やそれに基づく努力こそが、決め手ではないのか、ユニクロ社員の愛着心と努力がヒートテックを作ったのである。皆様はどうお考えですか。


桜島が昨年から活発に活動し回りに灰を降らせておりますが、3連発というのは珍しいので、会社の近くから撮影しました。鹿児島の人たちは、さぞやお困りで・・・と問いましたら、「鹿児島は何といっても桜島」と、大変誇りに思っていらっしゃるご様子。改めて感心いたしました。