食品添加物は体のpHバランスをアルカリ性から酸性にする。

1ページの3分の1にも及ぶ大きな新聞広告 
全米で記録的なベストセラー900万部、アメリカ人の健康観を変えた、野生動物には心臓発作もガンもな、医者とクスリとファストフードを今すぐやめろ!など強烈なタイトルが目に入った。
 詳しく目次を見てみると・・・・●あなたの体内から毒素を追い出そう●水を飲み、ドンドン歩け●大量生産された食品は、100%有害●体内のpHが酸性のときガンになる●水道水が動脈壁に傷をつける●異なる病気の100人の共通点など、日ごろ関心のあるテーマが新聞の見出しにずらりと並んでいたので、早速買い求めた。

病気にならない人は知っている

病気にならない人は知っている

 著者は「体内の毒素を取り去ること」ことこそ最も大事だと説く。そのためには有害物質を体内に取り込まない。大量に生産された食品にはほとんど(全部?)有害物質が入っており、「食品添加物は有害な化学物質だ。人体に副作用を及ぼし、免疫を低下させ、老化を早め、体のpHバランスをアルカリ性から酸性にする。ガン、心臓病、糖尿病、アレルギーその他の病気になりやすい体になる」というから怖い。
 また、水については・・・
「次は飲み水の話をしよう。飲み物に関しては二つの問題がある。一つは、ほとんどの人が十分な水を飲んでいないということ。もう一つは、水道水の毒性が信じられないほど高いということだ。水道水には必ず化学物質が入っている。主に塩素とフッ素化合物だ。両方とも非常に毒性の高い物質だ、塩素を含んだ水(ほぼすべての水道水だが)は動脈硬化の原因となる。
 まず水を十分に飲んでいない問題だが、ほとんどの人は脱水症状にあると言って良い。そのために体の痛み、こわばり、関節炎、喘息、アレルギーなどといった問題を抱えている。脱水症状にあるということは、体の細胞に十分な水分が行きわたらないということだ。何よりも、細胞が毒素を排出する能力に影響を与える。
 液体の中で細胞は不要な物と毒素を排泄する。排泄された毒素などを取り除いて、常に清潔な環境を保ってやれば、細胞は老化しないようだ。
 それではどのような水を飲むべきか?水道水は間違いなく最悪の汚染水だ。
 もちろん天然水は水道水よりましだ。「ボトル入り飲料水には水道水より多くの細菌が含まれているため、水道水より良質とは言えない」などと誤解を与える発表をしているところがある。水道水には塩素が含まれているため、細菌はいないと彼らは胸を張る。しかし問題は、その塩素が有機体である細菌を殺してしまう点にある。私たちも有機体だ。塩素は有毒であり、それが有機体である細菌を殺す目的で飲み水に入れられている。私たちが水道水を飲むときには、毒を一緒に飲んでいることになる。」

 以上大変長くなりましたが、我々の健康維持のために示唆に富んでおりますので、引用させていただきました。ただし、アメリカの水道水には虫歯を防ぐため意図的にフッ素を入れておりますが、日本では行われておりませんので、念のため。


ところで、中学時代、アルカリ性か酸性か調べるのにリトマス試験紙を使いましたが、『温泉水99』は、アルカリ性が9.9ですので、試薬を入れますと下の写真の一番右の色になります。ちなみにほとんどの水は中性ですので真中の緑色、日本酒や焼酎は茶色になります。