「免疫学問答」は良い本だった。人間は元々免疫力を持っているという

 例えば・・・風を引くと熱が出たり下痢をする、腰が痛い、アトピーでかゆい、などという症状もみんな免疫力が病気を治そうと戦っている状態であるのに、安易に薬などを投与すれば、その免疫力を削いでしまう。
 その免疫力をたかめるには、仏教の諦観にも通ずる心の安らぎと、玄米と野菜を中心の食事、適当な(過激でない!)運動、活性酸素の除去、である。
 人間の肝臓は1ケ月もたつと元の細胞はひとつもなくなってしまうし、第一、我々の肉体そのものが、11ケ月で骨まで含めて全部入れ替わってしまう。だから、たとえガンになってしまったとしても、それまでの生活習慣を一新し、免疫力を高めることを実行すれば、ガンのない新しい体になっている可能性がある。これこそ自然治癒だというのです。

 私のブログで、何度もご紹介しました、日米で9万例以上の手術をされた新谷弘実著「病気にならない生き方」と殆ど同じことをいっているようにも思えました。その中の一部をご紹介します。

 

過剰な食べ物としては、脂肪の多い肉でしょう。気をつけて野菜をとること。しかし菜食主義が行き過ぎになることは、人間は雑食性の動物だという立場から、ほどほどにしたいものですね。
 
 不足しているものは、微量金属元素だと私は考えています。そもそも人間のからだは、その構成成分として炭素、水素、窒素が96%を占め、残りの4%は無機質で占められる。その無機質には、カルシウム、リン、カリウム、ナトリウムなどの生体調整をつかさどる物質のほか、微量な鉄や銅、マグネシウム亜鉛などの金属元素があります。これらの金属元素イオンは、からだに酸素が入ってくると、酸素と結びついて抗酸化剤として働く。つまり過剰な活性酸素を奪うのです。結果として、副交感神経優位のリラックスした状態をつくることになります。

 『温泉水99』は、長い長い年月にわたって、地中深く眠っておりました。その間に、まわりの物質(ミネラル)を温泉水が溶かし込み、カルシウムやマグネシウムは比較的少ないが、その他の微量元素を溶かし込んでくれた、その表れが、何ともいえない甘さのあるまろやか味のアルカリイオン水になっている。