口永良部島全島避難の疑問


口永良部島の大噴火から今日で、丁度2週間だそうです。
実は、前々から予約してありましたので、先週お隣の屋久島へ3夫婦で行ってきました。
12キロ程しか離れていないということですから、よく噴煙が見えましたが、全島避難の皆様方のご苦労が偲ばれました。

実は私は、当初よりこの全島避難というのに疑問を持っておりました。
昨日の南日本新聞に「爆発があったのは午前10時ごろ。島民を乗せた町営船が港を出たのは午後3時45分ごろ」だったそうです。何分にも不意のことで皆さん用意も何もしておりませんから、この位の時間はかかったのでしょう。それでも全員ほぼ無事だったのです。

私は「全員自己責任で帰島させ、町営船を港に待機させよ」と主張したい。もし万一の場合、今度は準備万端ですから、30分か1時間もあれば、全員避難できるのではないでしょうか。
この場合最も憂慮すべきは、もっと大きな爆発があるかどうかということです。そしてその確率がどの程度かということです。しかし私は寡聞にしてこの辺のところは全く聞いておりません。一体どうなっているのでしょうか。

ところでその屋久杉のお話です。我々平均年齢70歳は、ヤクスギランドという150分コースを巡ったのですが、見るもの聞くもの珍しいことばかりで・・・・というのはちょっと言い訳で、実は足にきて、240分もかかってしまいました。それで縄文杉はあきらめたのですが、屋久島町屋久杉自然館発行の「屋久杉」に下の図がありました。さすがに世界には大きな木がありますが、「蒲生の大クス」の大きさにオドロキ!です。左下の人間の小ささと比べてください。鹿児島空港の近くです。是非機会があればお寄り下さい。