[日記・コラム・つぶやき]日本一長寿の国と言われていた沖縄が、今や肥満度日本一になって短命県になりつつある。

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 日本一長寿の国と言えば沖縄である。しかし、その沖縄が同時に不名誉な日本一も取ってしまった。なんと、日本一肥満が多い県であることが分かったのだ。

 これは社会保険庁が発表した資料によって明らかとなった。2004年度に行われた「政府管掌健康保険生活習慣病予防検診」を受診した、全国347万7759人の数値を都道府県別にまとめた中で、沖縄県は受診した県民のうち男性では約46.9%が肥満であるという結果がでたのである。2位の北海道は約34.8%、3位の徳島は約34.4%で、およそ10%も引き離し堂々の1位となってしまった。

 「この結果には本当に驚きました。実は以前から沖縄県は肥満が多いということは分かっていたのですがね。ここまではっきりとした結果が出て、しかも2位との差は大きい。ショックですね」(那覇市医師会生活習慣病検診センター 崎原さん)

 沖縄といえば長寿の国であり、ゴーヤやウコン、もろみ酢など健康的な特産品が多いはず。なぜ、肥満率ナンバーワンという結果になってしまったのだろうか。

 「長寿ナンバーワンというのは間違いありません、ただし健康なのは高齢者の方々だけなんです。問題は若い世代。まず、歩かなくなったことが理由として挙げられます。外が暑いので移動手段はもっぱら車。モノレール「ゆいレール」以外は電車も走ってないですしね。そして、脂の摂取量が多いことも理由に挙げられます。沖縄は人口に対するファーストフードやバーの店舗割合が、一番多い県なんですよ。コンビニの弁当でも、他県より脂ものが多いんです」(同)

 なるほど、運動不足と食生活の変化が原因のようだ。長寿の高齢者と、不健康な若者、その差は歴然。今回の調査結果を期に、以前のデータを掘り起こしてみたところ、実は平成の初め頃から肥満の比率は変わっていないんだとか。車やコンビニエンスストア、ファーストフードなどの普及で便利になった反面、健康面に弊害が出てしまったということだ。

 長寿ナンバーワンと肥満ナンバーワンという、かけ離れた2つの顔を持つ沖縄。このまま運動不足と食生活が続けば、長寿ナンバーワンの座から退くのは時間の問題かもしれない。(加藤克和/verb)2006年04月05日00時09分 ファンキー通信 / 提供元一覧

 日本一の長寿県といえば沖縄県。確かにこの評価が正しかったのは、既に数十年前の古い話で、平成12年には、女子こそまだ首位ですが、男子の方は平成2年に首位を長野県に譲って以来もう26位まで落ちてしまっているのです。
 その原因は、沖縄は戦後ズッとアメリカの統治領下に置かれていて、当時本土では高価で食べられなかった肉類が、占領地政策もあり肉の値段は大変安い価格であったため、ドンドンアメリカ流の食事、特に肉食が拡がってしまい、肥満も同じ傾向をたどったと聞いております。特にその傾向が男性に顕著で、そのため、長寿No1が一挙に26位まで落ちてしまったのです。沖縄の女性もその傾向をそのまま追っており、女性の長寿率ももうすぐ中位になってしまうといわれています。またその後を日本人全体で追っているようなことにならなければよいが。アメリカ化の怖い一面です。