東京医大の補助金受け取りに思う

森友学園加計学園、日大、至学館大学と、世間を騒がしてきたと思っていたら、またまた、今度は東京医大入試の女性差別である。問題は、文科省の「女性研究者研究活動支援事業」に選ばれて8000万円もの補助金を受け取っていることである。
今の制度では、補助金を受け取る側は、多ければ多いほどいい、というところに問題がある。
もっともっと欲しいがその分だけマイナスもふえるのでどうしようと悩む。それでこそバランスが取れるのだ。何でもそうだが、反対給付というか、世の中、陰と陽、プラスとマイナス、作用反作用があって、トレードオフの関係があって初めてバランスがとれているのではないでしょうか。

今のように、取るだけ取った方が得というのではなく、例えば、政治家の政党助成金や寺社の税金の減額などなど、特別な優遇を受けているのもかかわらず不祥事を起こした場合は、公的な資金を受け取った額(または比率)にしたがって、罰則を普通の2倍3倍にするなどの重い代償が必要ではないだろうか。