補助金の不正


読売新聞によれば、文科省からの違法な天下りが60件にもなるという。大体、お役人が法を破るというのは一体どういうことなのだろう。大学が文科省から補助金をいただくというのが、根っこにあるからだろう。補助金をもらうには、心証を良くしなければならないから、いらないという人でも、受け入れざるを得ないという構造になっている。
こんどの学校法人「森友学園」にしても、実に安易に補助金を与えている。出す側は、自分の金ではないし将来自分の身のためになるかもしれない。もらう側は、できるだけ多くもらった方が得だという‘のほうず’の構造が問題なのだ。

そこで提案である。補助金をもらう側は、役員全員の給与をディスクローズするということにする補助金をもらうなら、余り法外な給与を受け取れないということになるなら、結構自己抑制が効いてくるのではないだろうか。