地震、もう全然、「科学者」を信用できない(その2)

 
東日本大地震は、それまでのハザードマップで比較的安全とされた地域も被害を受け、日本地震学会は昨年ついに「確度の高い余地は現状では困難」と認めたという。それなのに、南海トラフ地震では32万人の死者が出て、経済被害は220兆円にも達するという。南海トラフ地震のあまりに甚大な被害想定を見せられると、言葉も出ない。
これまでさんざんミスを犯してきた科学者たちが本当にそこまで予測ができるのですか?と。

地震学者、東大のロバート・ゲラー教授のお話

地震予知はできません。何百年に1回という地震周期説も間違いで、東海地震が来る来ると言われて久しいのに、東海地震の予知を中心に毎年数千億円の予算をつぎ込んできたにもかかわらず、その東海地震が来なくて、阪神淡路、奥尻島、そしてこのたびの東日本大震災と次々と起こった。それにもかかわらず、あれが起こるこれが起こるというのは、地震学者が自分たちの既得権益を守るためとしか考えられない。3.11の余地ができなかった学者たちが、何故そのまま残っているのか。

桜島の大噴火があって来年100年目を迎えるが、当時の東桜島村長・川上福次郎は、桜島の異変から、鹿児島測候所に数回問い合わせたが、回答は「櫻島ニハ噴火ナシ」であった。村長はこの回答を信じ、住民に避難しないように諭達したが、間もなく桜島が大爆発を起こした。村長はこれを悔い、科学者は信用できないと後世に伝えようとして碑を建てた。今これを「科学不信の碑」と呼んでいる。