地震、もう全然、「科学者」を信用できなくなった


 13日の兵庫県淡路島の震度6弱地震について、政府の地震調査委員会は「未知の活断層が動いた可能性がある」と指摘しているという。エツ!?だって淡路島周辺には100本にも達する活断層があるとされているのに、まだその上、今度の地震の原因は未知のものだったというのですか。南海トラフ巨大地震との関連では、ある科学者(?)は関連性があると言い、またある人はないと言う。要するにこの人たちは何にも判っていないのではないか。

そういえば、先般の立川断層帯の調査について、東京大などの調査チームは、地層に残っていたコンクリートと自然石を誤って、活断層としたという。それもですよ!この立川断層帯は東京都から埼玉県にかけての長さ33キロの断層帯で、マグニチュード7・4程度の地震を起こし、最悪2582人の死者、8万5千棟以上の建物に被害が出るとまで予測していたうえでのこのお粗末だ





もっとビックリしたことがある。左は南日本新聞の記事だが、あの福島原発は「天災ではなかった」という。それなら「人災だろう」。「過信やおごりを一掃し・・・」と広瀬社長が強調したらしいが、それなら福島原発で「過信やおごり」をした人をどのように処分したか、が一向に明らかにされていない。要するにこの連中は、天災だったということにすれば、他の全原発を廃棄せざるを得ないから、事故を福島だけに限るとするために、都合のいいことを言っているだけではないのか。


イタリアの裁判所では、イタリア中部ラクイラ地震で300人以上が死亡したが適切に予測できなかったとして、科学者ら7人に求刑を上回る禁錮6年の判決を言い渡したという。この裁判が適切かどうかは私には即断できないが、少なくとも日本でも、もっときちんとした検証が必要だ。