やしきたかじん様の悲報に接し

この度の突然の悲報は、痛恨の極みであり、悲しみにたえません。

実はもうかれこれ8年前のこと、大阪心斎橋で高級すし店のオーナー様から、何年にもわたって悩やまされてきた痛風が治って、今では以前のようにビールを飲みながら握れるようになった。ついては、お得意様40数名に温泉水99を送ってくれとの手紙とともに、数枚の尿酸値の検査結果のコピーが送られてきました。元首相から、有名ゴルファー・野球選手、俳優、作家など多士済々で、その中に「やしきたかじん」さんのお名前があったのは後で知りました。というのも、実は、たかじんさんは、それ以来ずっと飲み続けておられたらしく、ある日突然のことでした。大阪の「毎日放送」のTV深夜番組で、温泉水99を褒めてくれたらしい。翌朝、担当者が「コンピュータが壊れたのではないか」と思ったそうです。それ程反響が大きかったのです。その後も何度かTVでお奨め下さり、当時、当社はなかなか温泉水99を知っていただけなくて青息吐息だったのですが、何とか生き延びられました。
そんなことから、「やしきたかじん」さんにお礼の一言も言わなければまずいことになると思ったのです。当時、東京に住んでいる私は、40数名のほとんどの方のお名前は存じ上げておりましたが、不覚にも「やしきたかじん」は知らなかったのです。調べてみると、北の新地の豪遊とか威勢のいい話ばかりですから、あの筋の人ではないかと思いましたので、男一人私がお会いするより、女が一人いた方が緩衝帯になるのではと考え、夫婦二人でその高級すし店でお会いすることになりました。(写真はその時のものです)

「見ると聞くでは大違い」とはまさにこのこと!!まさに快男児。「先にあんたを知っていたらTVで紹介しなかった」と、思いもしなかった高尚な生き方をされておりました。TVで関係者が、故人を偲び涙しておられましたが、全くご同感の至りです。
弊社としては、歯に衣着せぬコメントで豪快に輝くたかじん様の復活を心待ちにしていただけに、痛恨の極みです。

在りし日のたかじん様を偲び、心よりご冥福をお祈り申し上げますとともに、たかじん様、どうぞ安らかにおやすみください。