新型コロナ予防に「水を飲めば胃酸が殺してくれる」と、なぜ言わないのでしょうか。

“こまめな水分補給”でコロナウイルスを予防する

 2/15(土)テレビ朝日系で放映された「池上彰のニュースそうだったのか!!」『新型コロナウイルス徹底解説!」で新型コロナウイルスの予防にマスク・うがい・手洗いに加えて、“こまめな水分補給”が有効と概略以下のように紹介されています。

 

新型コロナウイルスに限らずですが、口から侵入して喉に付着したウイルスは、わずか15~20分で体内に侵入して、感染してしまう恐れがあるそうです。しかし、そうは言っても、満員電車や職場で、うがいを15~20分おきにするのも不可能です。このような時はお水やお茶・コーヒーでも何でも良いので水分をこまめに飲むことで、喉に付着したウイルスを胃に押し流して、胃酸の力でウイルスを弱めることができるというのです。

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池上さんのおっしゃる通りだと思います。今、世の中は新型コロナで不安が拡がっており、朝から晩まで、各TV局は、マスクはない、手洗い・うがいと百万言ですが、なぜ、水を飲んだらいいと言わないのか、不思議でなりません。

 

 

 

何よりディスクローズこそ必要だ

 武漢新型コロナウイルスの不安が拡がっている。最初、強烈に不審に思ったのは、既に日本では15日、タイでは17日に感染者が発見されているにもかかわらず、中国では武漢以外はいないという発表だった。

 いつものことだが、都合の悪いことは徹底的に報道管制をして抑え込んだために拡散してしまい、にっちもさっちも行かなくなってようやく、人から人への感染を認めるなどの発表に至ったようだ。SARSの時と同じ過ちが繰り返されている。

 死者40人を出した2011年中国高速鉄道事故ではその車両を畑の中に埋めてしまうような国だから、ディスクローズも何もあったものじゃない。

 日本の企業でも、まずいことを隠して、結果として企業の存亡にかかわる大問題になった例が数多くある。政府でも無論のことだが、できる限りディスクローズするという姿勢が、大問題を未然に防ぐことになると肝に固く銘じる必要があるのではないだろうか。

 

 武漢新型コロナウイルスの不安が拡がっている。最初、強烈に不審に思ったのは、既に日本では15日、タイでは17日に感染者が発見されているにもかかわらず、中国では武漢以外はいないという発表だった。

 いつものことだが、都合の悪いことは徹底的に報道管制をして抑え込んだために拡散してしまい、にっちもさっちも行かなくなってようやく、人から人への感染を認めるなどの発表に至ったようだ。SARSの時と同じ過ちが繰り返されている。

 死者40人を出した2011年中国高速鉄道事故ではその車両を畑の中に埋めてしまうような国だから、ディスクローズも何もあったものじゃない。

 日本の企業でも、まずいことを隠して、結果として企業の存亡にかかわる大問題になった例が数多くある。政府でも無論のことだが、できる限りディスクローズするという姿勢が、大問題を未然に防ぐことになると肝に固く銘じる必要があるのではないだろうか。

 

ラグビー、数々の感動をありがとう。第一、選手の顔がいい

日本ラグビーが日本中を沸かせてくれた。4強にはなれなかったが、ご苦労様と感謝申し上げたい。

ラグビーで思い出すのは、伏見工業の監督だった山口良治さんと平尾誠二さんだ。1970年当時、伏見工業の校内暴力が荒れ狂っていた。そこへ監督として赴任した山口監督は、ラグビーをとおして校内の荒廃を止めようとした。

中学生の平尾さんのプレー見た山口さんの熱意にほだされてすでに同じ京都の名門中の名門花園高校に特待生で進学が決まっていたのに、京都一のワルの集まりと言われていた伏見工業に変えたという。よくぞ決心したもんだと思う。

そんな荒れた生徒たちが、わずか7年で全国大会優勝を果たした。

平尾さんは、その後、同志社大学神戸製鋼を日本一の中心となった。

以上は「生徒と泣き虫先生 プロジェクトX 挑戦者たち~伏見工ラグビー部・日本一への挑戦」に詳しい。

日本代表監督になった平尾さんは、ニュージーランドで代表として活躍したジョセフ選手をチームに招集し、フォワードとして起用した。

そして、亡くなる少し前に日本ラグビー協会の理事として、エディー・ジョーンズ前日本代表監督の後任としてジョセフHCに委嘱したという。

ノーベル賞山中伸弥教授が平尾さんを「友情~平尾誠二山中伸弥 最後の一年」という本の中で、初めて対談した後、「編集者もまじえて京都で食事をしました。いちばん憧れていた人にお会いできた嬉しさから、いつもよりたくさんお酒を呑んでしまいました」とある。平尾さんと山中さんはそれ以来の親友だったそうである。

どれもこれも素晴らしいお話で、今回のワールドカップでも、数々の感動をもらった。こういうことの積み重ねか選手一人ひとりの顔がいい。それに引き換え、韓国の今話題をさらっている人は、美男子だと言って女性ファンの憧れだそうだが、何か違うような気がしている。

お陰様で第2工場建設で、立地協定を結びました

 


立地協定挨拶                       
2019.9.18

 

(略)

実は、私がこの垂水の水と出会ったのは、もう20年以上も前のことになります。当時私は東京で水とは縁もゆかりもないぜんぜん違う仕事をしていたのですが、ある日、ミネラルウォーターの大メーカーの方が来られまして、水をあちこちのスーパーに紹介してくれと言うのです。そこで「そのお水はどんな特徴がおありですか」と尋ねた所、「水だから特徴はない」と仰るのです。私はこの言葉に「成程!本当にいいものは空気のようなもので特徴はないのかも」と、本当に感心しました。

その後ある時この垂水の水に出会いましたら、何と!特長ばかりなのです。これは必ず売れるに違いないと思い、新規事業として大手問屋さんをを通してスーパーに卸し店頭で販売していただきました。当初は全然売れずにそれまでの事業の利益を全部つぎ込む状態で苦心惨憺しておりましたが、やがてマスコミと皆さんの口の端に上るようになり、徐々に売り上げが増えて行きました。マスコミの力というのは偉大なもので、それと口コミがこの温泉水99を育ててくれたと感謝しております。

10年程経った頃、当時、家内の母親が島根に居りましたが、一人暮らしができなくなりまして、千葉の我が家に来ていただいたのですが、都会というのは、老人と同居するというのは全く不都合で、というのも、当時私と家内は東京の事務所へ毎日通っていたのですが、車で行くには無茶苦茶渋滞ですし、電車では座ることもままならず困っておりました。一方、水の方は利益が出始めて、どうしても税金を払わなければならなくなりましたので、一層のこと御恩を受けている垂水に税金を納めようと、転勤可能な社員共々、12年前にこちらへ移ってまいりました。

今では、口コミサイトで最も有名な@コスメでランキング1位を獲得するなど、第1工場の方は手いっぱいで、注文に応じきれなくなりまして、この度の第2工場の建設となりました。

実は私も、来月80歳を迎え大きな投資をするということは、大きなリスクを抱え込むことになります。、社員の末永い暮らしの安定と垂水の発展の一助になればと、我社の社名の由来の「一隅を照らす」(Shine On the Corner)の思いで、一大決心を致しました。

垂水の水は大変飲んでおいしいのですが、そればかりではなく、健康にもいいのです。ここ垂水では、将来3000人もの市民に参加してもらう健康プロジェクトが進んでおります。それを推進する大学の医学部の先生が「温泉水99は腸内フローラに効くのではないか」と来年早々、エビデンスを取るための実証実験をしてくれることになりまして、私も大変期待しております。

温泉水にはこのほかたくさんの特長があります。例えば釘や鉄がさびないとか、色々な実験を実際に目で見ていただけますので、もし、時間の都合が出来ましたら、是非事務所の方へお立ち寄りいただきたいと思います。

(略)

 

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一隅を照らす

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平安時代比叡山延暦寺を開き天台宗の宗祖最澄(767-822)の言葉だそうです。

30数年前、このお言葉に痛く感銘して、小さな会社を創業する時に、この言葉を英訳させてもらい、Shine On the Corner からSOC株式会社とさせてもらいました。

それから36年、「一隅を照らしたい」という思いで、今も一生懸命やっておりますが、その成果があったのかどうか、この度、書家の堀尾茂雅先生にお願いし「初心忘るべからず」、揮毫(きごう)していただきました。

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独裁か民主主義か

「民主主義は最悪の政治といえる。これまで試みられてきた、民主主義以外の全ての政治体制を除けばだが」というイギリスの元首相ウィンストン・チャーチルの言葉があるが、最近民主主義国家の乱れが激しい。

民主主義とは多数決である。多数を占めるのは当然のことながら庶民、一般大衆である。しかし

近年グローバル化と過度な金融資本主義により、極端な格差が生まれている。例えば、米国の企業トップの報酬総額が、中央値で従業員給与の400倍を超えるとの調査がある。極端な例だと4万倍の企業さえある。仏経済学者のジャック・アタリ氏は2030年を展望した著者で、「世界の人の99%が激怒する」時代の到来を予測しているという。

                        (日経新聞 2019/8/21付)

企業トップのみならず資本家の株主に対する配慮も並々ならぬものがあり、労働分配率を減らす一方で、配当と自社株買いは増やし、企業トップや資本家と一般庶民との格差は広がる一方である。

この結果、ポピュリズムがはびこり、トランプやジョンソンのような鬼っ子を生み出した。民主主義国家のこの無様な様をみて、ロシアのプーチンはフィナンシャルタイムズのインタビューに答えて「自由主義的な考え方は時代遅れになった」と嘲笑している。

国家でも企業でも、民主主義が独裁に負けるようなことは絶対あってはならない。

独裁がいいか、民主主義がいいか、国にとっても企業にとっても永遠の課題だ。当然一長一短がある。

私のつたない結論であるが、独裁的民主主義がいいのではないか。トップはあくまでも一人(いちにん)であり、形式的には独裁である。しかしこの独裁者は、善意の私利私欲のない、何が正しいかきちんと判断できるクレバーな人でなければならないのはいうまでもない。

このような人は稀有ではあるがいることはいる。しかし、やんぬるかな、一人では限界がある。第一人者が、例えば人事権というある一部だけに限定された絶対権力を有した上に、各部署、司々の長に全てを任せるというのはどうだろうか。人間すべてを全く任せられ、何も怖いものがないということになれば、ロクなことはない。全ては任せられているが、その上に絶対権力者の人事権者がいるとなれば、おのずから自制が効いてくる。

このような組織論に、私は寡聞にして出会ったことがない。是非。このような論を展開する本なり文献を見たいと思っている。心当たりのある人は是非教えて欲しい。

「君臨すれども統治せず」ということばがあるが、「君臨して統治はするが、ある権力(例えば、人事権とか許認可権とか)だけは持つということになれば、彼(か)のチャーチルからも少しは褒めてもらえるのではないかと思っている。(今週の弊社議事録より)