ライフの清水会長は立派だ

ライフの清水会長の意見が読売新聞に載っていた。

・格差が生じてきたことが問題だ
 ・低所得層が増えたのは60〜65歳の定年退職のせいだ
 ・高齢者が働けるようにすれば、社会保障も埋められる
 ・企業でも、成長だけを追い求めて崩壊した例は多い。ダ   
イエーやヤオハンがそうで、東芝の会計問題や三菱自動 
車の燃費偽装問題も、無理に成長を目指した結果だ。

将におっしゃる通りで、成長成長と駆り立てられた会社の将来性は非常に危うくなるばかりか、ムチを打たれ続けそこに働く社員は、どれだけ苦しい思いを虐(しいた)げられているか判らない。 
その挙句の果てに、会社は倒産とか、40歳以上はリストラというのでは、浮かぶ瀬がない。

 舛添前都知事ではないが、口と腹が、全く別という人もいるので、清水会長さんが、本当にこのような考え方かどうか軽々には判断できないが、少なくとも、おっしゃっていることは、誠に正しいし、齢(よわい)90にして尚かくしゃくとしており、年商4000億を超えるスーパーの創業者として今も軍団を引き連れている、というのは重い事実だ。
 
余談だが、北海道のスーパー、アークスの横山会長にしても、このライフの清水会長にしても、功成り名を遂げた人は人相がいい。