感動した。「なでしこ」が決勝進出!

イングランド戦。1対0で勝っていたが、アディショナルタイムに入ってイングランドのバック№6のオウンゴールで日本が勝った。
今日の読売によれば、イングランドのバックが帰りきらないうちに素早く川澄がクロスを入れた。もし№6がタッチしていなければボールは待ち構えている大儀見の所に行っていたということになるそうだ。私は、この場面をビデオで何度も見たが、ただボールだけ見ていて入ったのを喜んだだけでそこまでのことは気が付かなかった。なるほど、下の写真では、ゴール前にいたのは、日本は大儀見と岩淵の二人、あちらは一人である。オウンゴールがなければどうなったかは誰もわからないが、日本の方が断然有利な場面だったのは事実だろう。
それはともかく、前半終了間際、大儀見のファウルでタイになった。これが本当にファウルだったか、どうか私には判らないが、大儀見はどれほどの責任を感じたことか。下の写真(NHKのTV画面)が物語っている。自分の責任で勝つかどうか判らなくなってしまった。それが勝てた。嬉しいと泣きじゃくった後の表情に見える。それをまた、3時間を超える中継の最も最後の場面で出すなんて!!

クロスボールに待ち構えた二選手、自分の“ミス”を痛感した大儀見、その表情を最後に飾ったNHKの編集者。みんなみんな、よくやっている。ああそうだ。佐々木監督の談話。「次の決勝戦も、ファウルを怖がらずに思い切ってやって欲しい」と。泣かせるねエ。
[:w300]