勉強になった1日のバス旅行

先週日曜日、町の人たちとバス二台で、日帰り旅行に行ってきました。
薩摩藩英国留学生が明治維新の3年前、死を覚悟で、いちき串木野市の羽島港から英国へ密航したのを記念して、この7月に記念館がオープンした。(このことは次回に詳しく)

その後、濱田酒造のさつま金山蔵を見学した。昔、薩摩藩の財政を支えた串木野金山跡。350余年にわたり掘り続けられた総延長120kmの坑洞は、年間をとおして気温が一定で、焼酎の貯蔵・熟成にとてもよい環境ということで濱田酒造が引き継ぎ、甕仕込みと甕貯蔵の蔵を構え、明治以前の焼酎づくりをコンセプトに、女性杜氏による焼酎づくりを行っているという。
なるほどすばらしい環境と設備の下、焼酎造りが行われていたが、感心したのは、下の写真である。日本の金山の含有率は世界有数と聞いてはいたが、その岩石1tに金がたったの5 〜10gにか入っていないという。1tといえば1000kg。1kgは1000gだから何と1,000,000g!なるほど金はいかに貴重な物かよく判りました。ややみっともない写真ですが岩石の1tの大きさは、傍に人間がいないと判りにくいので、犠牲になって立つことにしました。