衝撃的な記事「ガン検診は受けないで下さい」を紹介します

このところ何年も健康診断に行ってないし、「一度くらいガン検診でもやってみようかな」と、どこが良いのだろうかと、Googleで「ガン検診」と検索してみて驚いた。一番最初に、何と!!「ガン検診は受けないでください」という衝撃的な語句が目に飛び込んできた。以下は私なりに重要と思ったところだけコピーしたものである。詳しくはそちらを読んでいただく方がいいと思いますが、私は、検診してもらうのをひとまず止めにしました。
www.mitomo.com/doc/c54.htm - 13k -より



■ ガン検診は受けないで下さい■
 
ガン検診は欧米では効果なしとして取り止められたことを知っている人は少ないと思います。ガンは早期発見、早期手術をすることが正しい選択だとほとんどの方は思われていると思います。なぜガンは早期発見して手術をすれば治ると思われているのでしょうか。ガンの手術をしたから助かったというガン手術の成功例は新聞や本などでよく紹介されますが、ガン手術の失敗で助からなかったという失敗例はほとんど紹介されません。それは、手術の失敗で助からなかった場合は病院側の責任になりますから「開けたが手が付けられないくらい進行していたから」と病院側が責任をとらなくても済むように手術の失敗ではなくガンの進行によって助からなかったとごまかされているのかも知れないからです。しかし、手術をしても助かる人と助からない人が出てきます。では助かる人と助からない人が何故出てくるのでしょうか。その理由は、ガンには転移するガンと転移しないガンの2種類あるのです。転移するガンをいくら早期発見、早期手術をしても助かる確率は非常に低くなります。
「つまり、転移がなければ助かる、転移があれば助からない」(『患者よ、がんと戦うな』近藤 誠著・文藝春秋・P.188)

 ガンで死ぬ場合は転移するガンに犯された時がほとんどです。転移するガンは0.1ミリの大きさになるとすでに転移する能力を持っています。ガンの早期発見とはどの位の大きさのことをいうのかを皆さんはご存知でしょうか。最低でも約5ミリ以上位の大きさにならないと発見するのは困難だそうです。つまり約5ミリの大きさで見つけても、転移するガンであれば0.1ミリの大きさで転移する能力を持っているので、もうすでにどこかに転移していますから助かる確率は非常に低くなります。

毎年、ガン検診をしていなくてガンらしき症状が出て病院で診察を受け、相当大きなガンが見つかったとしても転移しないガンだとまず大丈夫だといえます。アナウンサーだった逸見政孝さんは2回目の手術で3キロもの臓器を摘出されています。いざとなればこれほどの臓器を切り取れるのですからガンが少しくらい大きくなっても転移しないガンでしたら大丈夫です。ここまで読まれた方は、すでにお分かりだと思いますが、ガンの早期発見、早期手術をすれば助かるというのはまやかし(ウソ)だということです。

「ほとんどの患者で原発病巣が1ミリ以下の時期に転移が成立しています。つまりこの実測データーからは、原発病巣が1センチという早期発見可能な大きさになる以前に転移が成立していることになるわけです。(中略)種々の観察結果や考察はすべて、がんが早期発見可能な大きさになる前に転移が生じ、それ以降には生じないことを示しています。」(『患者よ、がんと戦うな』近藤 誠著・文藝春秋・P.192)

 1960年から1998年にかけて、日本の総人口は35%増加しています。そしてガンを除く死亡者総数は6%の増加ですが、ガンによる死亡者数は203%という著しい増加をしています。ほんとうにガンを治せるのならガン死亡数は減っていなければならないのですが、むしろ増えています。この事実は何を意味しているのでしょうか。行政も後押ししているガンの早期発見、早期手術をしてもガンはまだ治せないということです。

日本の医療現場での被曝は世界で1番多く国民1人当たりの医療被曝はイギリスの8倍にものぼります。何故こんなに日本の医療被曝は他の国に比べ多くなるのでしょうか。「原子力産業では作業従事者が、毎年5ミリシーベルト程度ずつ被ばくしていて後年白血病が生じると、業務上の疾病として労災補償の対象になります。5ミリシーベルトというと、胃や大腸検診では1回で被ばくする程度の線量なのです。」(『患者よ、がんと戦うな』近藤 誠著・文藝春秋・P.176)労災の対象になるほどの被ばくを行政が後押しして毎年、受けさせているのですから、検診群の方が死亡数が多いという結果も納得できます。健康のためと受ける検診でガンをつくってしまうという本末転倒のことを現代医療と行政は行っています。

 ガンを予防できると疑いもせず行っているガン検診が、本当はほとんど効果がなく逆にガンをつくり出してしまうという犯罪行為に近いものを行政の後押しで、どんどんすすめています。「がん検診で救命効果が認められるという証拠はない」(『それでもがん検診をうけますか』近藤 誠著・ネスコ/文藝春秋・P.67)

『東洋の智恵は長寿の知恵』(渡辺昇一・石原結實共著・ PHP研究所・P.54)に書かれていましたので紹介します。「日本のガン治療・ガン研究の最先端といえば、東京の築地にある国立がんセンターです。昭和37年に設立されて以来、8人の先生が総長になっています。その7代目までの総長のうち5人までがガンで死んでいます。国立がんセンター、つまり日本で一番ガンの研究の進んだところの、本当に偉い先生7人のうち5人がガンで亡くなっている。現代医学の現状はそんなものなのかもしれません。」日本のガン治療研究で最先端の病院の総長のほとんどがガンで亡くなっているということはガンを治すことはできないということで、ガンの早期発見、早期手術をしてもムダということではないでしょうか。

ガン検診を受けても受けなくても死亡率はほとんど同じか、むしろ検診する方が死亡する確率が高くなるのなら検診を受けない方がいいのではないでしょうか。今回は放射線のことを主に書きましたが、ガン検診での事故は放射線だけではなく、バリウム内視鏡での事故もたくさん起きています。百害あって一理なしのガン検診は受けないで下さい。               2002年8月
 
 
エコロジカル・ヘルシーショップ三友 桧垣史郎
引用・参考文献
『患者よ、がんと戦うな』近藤 誠著・文藝春秋
『それでもがん検診をうけますか』近藤 誠著・ネスコ/文藝春秋
『かしこい!?患者学』田辺 功著・朝日新聞・2002年4月6日付朝刊
『くらし・ガン検診 態勢に限界』朝日新聞・2001年6月13日付朝刊
『東洋の智恵は長寿の知恵』渡辺昇一・石原結實共著・PHP研究所
『患者に言えないホントの話』柴田二郎著・新潮社


※1 大きくなれば症状が出るので手術なり抗がん剤なりの処置をしますので死ぬようなことはあまりありません。
注・ここでいうガン検診とは集団検診や人間ドックなどで、無症状の人におこなうガン検診のことで、ガンらしき症状がある人が受けるガン検診のことではありません。(『それでもがん検診をうけますか』近藤 誠著・ネスコ/文藝春秋・P.19)