移民を積極 的に受け入れたほうがいい?

世界中で大騒ぎしたサッカーのワールドカップが終わった。私はそれほど熱心だったわけではないが日本チームは期待を大きくはずした。それに引き替えドイツは大活躍。4度目の賜杯を手にした。ドイツチーム23選手中6人が移民系でチームへの貢献度が高かったという。ドイツはアメリカに次ぐ移民受け入れ国で、深刻な少子高齢化による労働力を補うのみならず、多様化によってサッカーチームを強固にしたとともに、社会という組織をも強くしたのではないか。事実欧州の中で、経済の強さは際立っている。
それに対し、我が日本チームは日本人ばかり。もしこのチームに強い外人が6人も居たとしたらもっと強かったであろうと容易に想像できる。かって巨人ジャイアンツも日本人のみであったがいつの間にかたくさんの外人を入れた。勝つためには入れざるを得なかったのだろう。

経済でも同じだ。今IT業界を席巻するインテル、ヤフー、グーグルも創業者メンバーに多くの移民が入っているという。労働者でも同様だ。最早日本人だけでは、この国はもたないのではないか。私は実は、移民には消極的だったが、ここのところの世界の動きをみていると、移民を受け入れて、活計化を図るしかないのではないだろうか。