電車の吊りビラに「賞味期限切れ⇒廃棄はもったいない」

SPA!11月20日号より

石屋製菓赤福、吉兆etc次々に食品偽装事件が報じられるが、“まだ食べられる物”を年間1000万t以上も捨てることの方が大問題!という副題のもと、社員3人に賞味期限切れの弁当を21食買い込み、3人それぞれ毎日1食ずつ食べさせた記録が報じられているが、1日目、2日目は全く問題がなく、2人はついに7日間食べてしまったという。そして結論的には、初めに調達した21食は、普通なら廃棄処分にしていたはず。「日々これだけの弁当が廃棄処分になるのか」という疑問のほうが心に残った、という。
 日本の食料自給率は先進国中、ダントツの最下位であるにもかかわらず、こんなむだなことを続けていていいのですかネ。

ところで、とうもろこし(暑い時に成長、高い背となる)は小麦(寒い時に成長、低い背)の3倍の水を必要とするが、とうもろこしは面積当りの収入は小麦に比べ3倍にもなるから、皆が競ってとうもろこしの面積を拡大しているのだそうだ。

一方、食パンの原料の小麦1kg生産するのに必要な水は2t(2000倍の水が必要!!)であるのに対し、牛肉を1kg生産するのに必要や水は何と!20tだそうである。小麦の10倍もの水が必要なのである。中国などは穀物から肉にドンドン切り替わっているという。

日本は食糧の半分以上を輸入している。結果的に日本はそれだけ大量の水を輸入していることになる。