感動しました

毎朝NHKBSの「マッサン」に引き続き百名山踏破」を楽しんでいる。今日は四国の剣山を終えて鳴門海峡を自分の手で船を漕いで紀州まで渡るというところだった。
何しろ、屋久島の宮之浦岳から利尻島利尻岳まで、7800キロを全部自分の足で歩くというのだから並大抵なことではない。当然思わぬことに出くわしたり悪戦苦闘の連続だが、たまには思いがけない嬉しいこともある。今日は、その一つ。
徳島県神山町を通りかかったとき、自動車を改造したたこ焼を売っている屋台があった。「日本の南から北まで踏破の途中です」と自己紹介したところ、たこ焼きは「お接待」で御代はいらないという。なんでもここは、お遍路の通り道になっており様々なお遍路さんが通り過ぎてゆくが「お接待」しているという。ありがたい話ではないか。
中には結構若い人も多く「びっくりするような悩みを持っている若い子もいる。それで四国を回っているのか・・・ちょっとでも話を聞いてあげたら・・・」と立ち寄る人に「お接待」しているという。「私も悩み事があるんですがネエ・・・はツはツはツ」。実に麗しい話だ。感心した。こういう立派な人がたくさんいるんだなあ。
百の山のうちまだ10峰程度ですのであと90峰あります。明日から是非ご覧になってください。