省エネ機器を普及させたい

 今オーストラリアは100年に一度の大旱魃に襲われており、世界第二位の小麦輸出国が、輸出するどころか輸入することになったそうだ。小麦・牛肉・酪農品などの値上がりが予想されている。このところ、100年に一度とか、史上初とか、ここへお嫁に来て以来始めての経験だとか、異常事態が多すぎる。地球温暖化が大きな原因であることは言うまでもない。

 ところがその対策が全く遅々として進んでいない。技術的にできないならば仕方がないが、たとえばエタノール車。ブラジルでは殆どの車がエタノールで走れるのに、なぜ世界中はガソリン車ばかりなのだろうか。技術大国・自動車大国の日本が率先垂範すべきなのに、怠慢というか使命感がないというか情けないばかりだ。

 大体、風力発電太陽光発電ハイブリッドカーなど様々あるが、コスト的に合うものはほとんどないというのが、いまいちの理由らしい。

 しかし、私が以前からかかわっており昨年環境省も認めてくれて3分の1の補助金がでるようになった、アイコーエポック社の節電機は、スーパー・コンビニ・病院・老人ホーセンター・工場などは無論のこと一般の家庭用まであらゆるところでコストパフォーマンスつまり機器の支払い金額より電気料金の節約額の方が大きいという省エネ機器がある。しかし、販売が低調である。世の中の多少のお役に立ちたいと考え、赤字でも頑張っているが、力不足のせいもあって、世間に寄与できないでいる。なんとかならないかな、と思う毎日である。