100円回転寿司「くら寿司」の社長さんは立派だ。

 大型連休が始まっております。我が家の奥様は、島根県の実家で一人暮らしのおばあちゃんのお世話で10日間の大型連休。毎月の実家帰りでこの数年一人の留守番は定例行事、高齢のおばあちゃんのお世話であるから仕方がないけれど、私はそのお陰で毎日ゴルフとテレビと読書とお酒。結構忙しく楽しく過ごしてはおりますが、せっかく私としては上出来のスコア、午前42と午後41の83を出しても自慢する相手も居ないというのは寂しいといえばさみしい。

 というわけでゴルフから帰ったあと一人でチビチビ(グビグビ?)やりながら6chTBSテレビを見ていたところ、余りにすばらしい人を紹介しておりました。

 その人は、関西を中心に中京・関東に150店も展開されているくら寿司」の社長さんのお話でした。今の寿司作りを確立するまでは試行錯誤の連続で失敗ばかりだったそうです。当時を振り返って、奥様が「毎日毎日夫婦喧嘩の連続でした」と言っていたのを見て、それまでボヤーと見ていたのですが、そういう本音の話こそ面白いのです。
 
 たった100円の回転寿司なのに、「徹底的に全食材を調べて、4大添加物(つまり、化学調味料・合成着色料・人工甘味料・人工保存料)をカットした」「寿司酢も苦労に苦労を重ねて昔ながらの酢のメーカーを探しあてた」というのです。私は、心から感心しました。私生活も経営姿勢も本当に立派なのです。
 企業を大きくした人は立派な人も勿論たくさんいらっしゃいますが、その姿勢に疑問を抱かざるを得ない人も多々いることも事実です。一代で大きな事業を立ち上げて人間的にも立派!食品は自然なものでなければならないと思います。頑張れ!!「くら寿司」。