ガソリンの代わりとなるエタノールは、原料となる植物が無尽蔵らしい

 今年の1月31日アメリカのブッシュ大統領が一般教書を発表した。イラク派兵や京都議定書の批准拒否など疑問の政策が多かったが、今度の「中東からの石油輸入量を2025年までに4分の1に減らして、その代わりに原子力太陽光・風力の促進に加えてエタノール燃料を増やす」という。素晴らしい考えだ。
 もともとエタノールは、サトウキビやトウモロコシが原料となるが、その他に無尽蔵といえる木や草なども原料になるらしい。その上これらの植物が成長する過程で、温暖効果ガスの排出を吸収するというから、いいことだらけだ。
 今、エタノール大国はブラジルで、2005年には新車販売台数の約半分が、ガソリンとの配合比率がいくらであってもいいというフレックスタイプの車だというから、驚くやら感心するやら・・・。
このところ、アメリカはイラク派兵、京都議定書批准拒否など、世界のリーダーとして疑問符のつくことばかりだったが、久しぶりにいいお話でした。