フランス人が水代わりに飲んでいる赤ワインが、アルカリ性でポリフェノールが含まれている為に、動脈硬化に効くことが医学的に証明されたそうです。とはいっても、ワインは口に合わない。しかし、健康にはなりたり。飲めば飲むほど健康になる、というような夢のような酒はないのかなァ。

 『温泉水99』の工場のある鹿児島県垂水市には、芋焼酎のNo1「森伊蔵」があり、焼酎党の垂涎の的として、プレミアムがついて売られていますが、それでもなかなか手に入らず大騒ぎです。それもこれも、何と言っても垂水の水がいいからかも知れません。

 酒といえば、赤ワインが健康にいいと言われ始めたのはいつ頃からのことでしょうか。実は、世界中のお酒の中で、唯一アルカリ性なのがこのワインなのですね。

 米などの穀類、肉・魚、チーズやバター、主な食物は、無論お酒も、ぜーんぶ酸性なんですね。「だからどうしても、体は酸性になりがち。アルカリ性のワインを飲むとバランスが良くなり健康にいい」のだそうです。10年ほど前、アメリカのテレビの健康談義で、アメリカ人とフランス人の食生活を徹底的に比較して、「肉やチーズやパンを同じように食べ、同じようにタバコを吸っている。それなのに何故!フランス人は脳卒中などが少ないんだ」というわけです。大反響を呼びあれこれ検討した結果、フランス人が水代わりにガボガボ飲んでいる赤ワインが、アルカリ性ポリフェノールが含まれている為に、動脈硬化に効くことが医学的に証明されたそうです。

 というようなことは、頭では理解している。どうせ飲むならワインがきっといいのでしょう。しかし、パリに海外旅行の最中ならば兎も角、どうしても、ワインは口に合わないというかピタっと来ないのです。また、ワインには防腐材(亜硫酸)が入っているというのも気にかかる。有力メーカーはこの添加物を何とかゼロにするか減らせないか一生懸命で、現に添加物のないのもある、と聞けば、「ワインも本当に大丈夫かな」と思ってしまう。とはいえ、健康にはなりたい・・・・・。飲めば飲むほど健康になる、というような夢のようなお酒はないのかなァァァァ。