辺野古へ移転について



沖縄県の仲井真知事は本日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に向けた政府の埋め立て申請を承認したという。
私は、辺野古への移転はやむをえないと思っているが、ジュゴンなど貴重な動植物の生息する自然の海を埋めるという理由がよく判らない。というのも、何故陸上側に作らないのだろうか。現地に行ったこともない私が、あれこれ言うのも適当ではないが、少なくとも写真では、辺野古の周辺の陸上側が、さほど高度に利用されているとは思えないからだ。

普天間基地移転問題」のウィキペディアを見ても「2.4 SACO最終報告の3案  2.4.1 杭打ち桟橋工法(QIP工法)案、2.4.2 メガフロート(ポンツーン方式)案、2.4.3 メガフロート(セミサブ式)案。
2.5 その他の提案  2.5.1 重力着底型プラットフォーム案、2.5.2 移動海上基地(MOB)案、2.5.3 埋め立て案」とあるが、地上案というのが見当たらない。

工事ができないほど山が急峻には見えないのだ。きっと特別な理由があるのだろうが、地上より埋め立ての方が工事費が何倍にもなり、関係者が潤うなどということではないと思うが・・・。
ちなみに、こんな風にしたらどうでしょうか?(右図)